近頃、若者の転職活動において市民権を得てきた転職エージェント。
大学職員の転職についてお伝えしているこのブログですが、
転職エージェントってぶっちゃけ役に立つの?
使った方がいいの?
ズバリ。
使った方がいい。
その理由をつらつらと、
転職エージェントを使うメリットや、全体の流れ、
使った方がいい場面、
オススメのエージェントなどのアレコレをふまえて紹介していこうと思います。
大学職員の紹介案件も
僕自身のことをお話ししますと、
転職サイトで自分の気になる求人にエントリーしつつ、
転職エージェントも並行して相談を受けていました。
(書類の添削を受けたり、模擬面接的なこともやってもらいました。)
結果的には転職サイトの方で大学職員の求人を見つけ、
そこから内定を得たのですが、
転職エージェントに相談していなかったら、
もう少し時間がかかったかも知れないなぁという部分も正直あります。
転職エージェントに相談して
「自分が想定していなかった大企業のレアっぽい求人」を紹介してきたときや、
はじめに履歴書の添削を受けたときは、
(うわ、プロってすげぇ)
…と思ったものです。
さらに、
「転職エージェントの紹介から大学職員になった」
という同業者の知人も実際にいます。
大学職員を目指すうえで、
また転職自体をするうえで「転職エージェント」の利用は必ず検討すべきだと思うのです。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、
キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者と相談をしながら、
求人を紹介してもらって転職を進めていくサービスのことです。
登録をすると、すべて無料で以下のサポートをしてくれます。
- 求人紹介
- 履歴書などの添削指導
- 面接の対策指導
- 面接セッティング
- 労働条件の交渉(給与など)
これらをキャリアアドバイザーがやってくれるので、
なんというか、
すんごいラクです。(雑)
転職サイトとの違いは?
転職サイトとは、いわゆる新卒就活のときに使った
「マイナビ」「リクナビ」を想像していただければと思いますが、
「マイナビ転職」や「リクナビNEXT」が代表的です。
企業が掲載した求人情報に対し、
自分で直接エントリーを行い、選考を進めていく形式が「転職サイト」。
転職サイト:自分でサイトを見てエントリー、自分で選考を進めていく
転職エージェント:人に求人紹介してもらい、相談しながら選考を進めていく
では、どちらを使った方がいいのか?
両方使って全然OKです。
転職エージェント登録後の流れ
転職エージェントに登録すると、
以下のような流れで転職を進めていくことになります。
- 転職エージェントに登録
- 当日~3日後に電話がかかってくる
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人紹介を受け、気に入れば応募
- 選考(書類選考の添削・面接対策指導を事前に受けられる)
- 内定GET
- 退職手続きの相談
- 転職する
登録をすると、電話がかかってきて面談の日取りを決めます。
転職エージェントに訪問する場合もあれば、
自宅近くのカフェまでキャリアアドバイザーが来てくれる場合もあります。
途中で嫌になったら!?
担当者の力量に納得がいかなかったり、
そもそも転職意欲が薄れてきたり、
さまざまな理由でサービスを中断したくなることって想定されますよね。
しかし、人と面談をしながら進める以上
「やっぱ、やーめた」
…とはいかないのでは?と、不安に思うと思います。
でも、途中で嫌になったら、
やめちゃって全然いいです。
「転職活動自体を見合わせたいと思いますので、
こちらから申し出るまでサービスを止めていただきたいのですが」
というようなメールを送ればOK。
理由は何でもいいです。
相手はプロですし、
サービスの中断にも慣れているので、
遠慮せずに申し出ましょう。
メリット・デメリットは?
メリット
- すべてのサービスが無料
- 履歴書添削・面接対策などプロの意見を聞きながら進められる
- 現職で忙しくても、面接セッティングなどを代行してくれる
- 非公開求人を紹介してくれる
- 人事と給与などの交渉をしてくれる
転職エージェントは企業からの紹介料が収益となっているので、
転職する側が料金を払うことがありません。
無料で転職に必要なサービスが受けられるということが、最大のメリットです。
デメリット
- 相談(電話・面談)をするため手間・時間がかかる
- 悪徳エージェントにつかまると、希望と違う転職をしてしまう可能性がある
やはり手間がかかるというのがデメリットでしょうか。
面談するとなると少し気が引ける、という人もいると思います。
しかし、無料で受けられるサービスがあまりにも大きいということが、
使った方がいい理由の1つです。
また、エージェントによっては営業トーク巧みに
希望していない企業へ送り込むようなところもあると聞きます。
最後に紹介する大手エージェントを中心に登録することをオススメします。
こんなときは転職エージェントを使った方がいい。
転職エージェントのいいところは、
「自分で全部やらずに、プロに頼る」
これに尽きると思います。
ということで、
以下のような場合にオススメできます。
- 漠然と大学職員になりたいが、可能性を狭めたくない
- とにかく転職はしたいが、どの分野で働きたいかわからない
- 自分がどの業界に向いているのか知りたい
- 会社の内情をよく調査して、ブラック企業だけは避けたい
- 書類選考・面接に自信が無い・通過率が低い
- 平日の転職活動がしにくい環境だ
絶対に大学職員にしかなりたくない!!
という人は、転職サイトで大学職員の求人を狙い撃ちしていく方が
求人自体は拾えるかもしれませんので、コチラへ。
しかし、大学職員を選択肢の1つとして考えている人は、
プロに任せることで、
もっと適性のある業界に気が付く可能性があります。
また、「平日に転職活動がしにくい」という人は、
キャリアアドバイザーに選考の日程調整をしてもらえるというメリットを
かなり受けられるのではないでしょうか。
オススメできる大手エージェント一覧
登録しても損のない、手堅い大手エージェントは以下のとおり。
言わずと知れた転職実績No.1、転職エージェント最大手。
大学職員以外でも、大手企業からの優良求人が期待できます。
歴史も長く、在籍しているキャリアアドバイザーの数も多いのが特徴。
求人数が多く、大都市圏はもちろんのこと、地方での転職活動もカバー。
転職エージェントを利用するのであれば、登録必須と言っても過言ではないでしょう。
ただし、アドバイザー数が多い分、相性が合わない可能性もあるため、
以下の2社(マイナビエージェント・DODA)と併用して様子を見るのがオススメ。
知名度ではリクルートと双璧をなす転職エージェント。
求人数・規模ともに申し分なく、特に20代や第二新卒の転職には強いのが特徴。
また、キャリア相談が丁寧で親身だと評判が高い。
3. DODA
総合人材サービス大手「パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)」が運営する転職エージェント。
転職支援実績や求人数は、リクルートエージェントと遜色なく、
非公開案件が豊富なことが特徴。
履歴書や面接対策など具体的なサポートが強く、どの層にもお勧め。
転職サイト、転職エージェントを上手く使って
効率のいい転職活動を!