転職活動といえば、面接。
面接といえば、自己PRですよね。
大学職員を受けるときの自己PRは、
民間企業へ転職するための自己PRとは
けっこう違うんですよ、というお話。
自己PRの落とし穴
ギラギラ系の人材、いらない
「自己PR」と聞くと、
自己をPRする=すごい経歴・スキルをアピール
…みたいなイメージありますよね。
転職系の某CMでも
「こんな人材、どこで!?!?」
みたいな。
バリバリ・ガツガツ活躍する人材をみんな求めているような錯覚に陥る瞬間があると思います。
しかし!
それは民間企業、一般の営利企業での話。
学校法人は営利を目的としていないので、
正直ギラギラした人ってほとんどいないのです。
これからの大学経営においては、
民間企業的なギラギラ感は必要なのでしょう。
しかし、採用する側の職員も人ですから、
「あーこの人、優秀そうだけど、
うちだと浮いちゃうかもな…」
と思われたらマイナスイメージなわけでして。
こんな自己PRは危険
たとえば、
私の強みは「やりきる力」です。
前職では個人向けの保険営業を行っていました。
月間〇〇件のノルマ達成のため、
誰よりも早く出社し、その日に訪問する顧客データをくまなく確認していました。
また、退社後の勉強も欠かさず、●●や××といった資格も取得しました。
その結果社内MVPを2年連続受賞しました。
貴学でもこの経験を活かし・・・
というようなもの。
民間企業ではOKかもしれませんが、
大学職員に求められているもの(というか雰囲気)から結構ずれています。
大学職員に求められているものは、
「ストイックに結果を追い求める系」
の自己PRではなく、
「多様な立場の人たちと上手くやれる系」
の自己PRが効いてきます。
大学職員は、職員・教員・学生・取引業者・関係する公共団体など、
とても関わる可能性のある範囲が広いのです。
一人で黙々とやる仕事も少ないので、
おのずとこのようなPRが有効になってきます。
詳しくは、過去記事でまとめていますので参考にしてみてください!
より雰囲気に合わせるには…
大学職員に求められているもの、
雰囲気はだいたい共通しているものの、
個別の大学によっては多少変わります。
事前にクチコミサイトなどで情報を仕入れ、
そこに「合わせに行く」作業も怠らないようにしたいものですね!